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【国立小学校の試験当日】静かな緊張と、親は見守るしかできない時間

長男が受験した国立小学校では、いわゆる「親子面接」はありませんでした。

当日の流れはとてもシンプルで、

親は体育館まで子どもを送り、あとはそのまま待機するだけ。

体育館の中はとても静かで、

本を読んで過ごしているお母さんが多かったのが印象的でした。

でも実際には、ページをめくりながらも、頭の中はきっとみんな同じ。

「ちゃんとできているかな」

「困っていないかな」

そんな気持ちでいっぱいだったと思います。

子どもたちは、在校生(5年生)に付き添われて、試験会場の教室へ移動していきました。

試験内容は公表されていませんが、後から息子に聞いた話では

• 物が散らかった部屋

• 自由に遊ぶ部屋

• 先生がいる部屋

いくつかの部屋を回って過ごしたそうです。

おそらくですが、

いわゆるペーパーテストではなく、

「どんな行動をするか」

「人とどう関わるか」

そういった“行動観察”が中心だったのではないかと感じました。

実は、試験前にちょっとした出来事がありました。

会場に到着したあと、

案内してくれた5年生が、息子を違う受験番号の席に案内してしまったのです。

後ろから見ていた私はすぐに気づき、ヒヤッとしました。

息子も少し戸惑った様子でキョロキョロ…。

でもその後、

自分から5年生に声をかけ、

きちんと正しい席に座り直すことができました。

親としては焦る場面でしたが、

今振り返ると、

こういう「予想外の出来事への対応」も、

もしかしたら見られていたのかもしれません。

後日、不合格だったご家庭のお母さんと

お話する機会がありました。

そのお子さんは試験前、

トイレに行きたくなってしまい、どうしたらいいか分からず、

お母さんのところに戻ってきてしまったそうです。

もちろん、それが不合格の理由とは限りません。

ただその話を聞いたときに感じたのは、

• 待ち時間

• 移動中

• 子ども同士の関わり

そういった「試験以外の時間」も含めて、見られている可能性があるということでした。

国立小学校の試験は、一瞬の出来だけではなく、日頃の生活や関わり方が自然と出る場なのかもしれません。

そして翌日、

学校のホームページで合格者の受験番号が発表されました。

結果は

その番号を見つけた瞬間、

胸の奥にたまっていたものが一気にあふれました。

息子の頑張り。

保育園から発達相談を勧められたときの不安。

うまくいかずに息子を叱りつけてまで勉強させた日。

この半年間のすべてが、「報われた」と感じた瞬間でした。

合格が分かったあと、保育園にも報告しました。

この受験は、保育園に発達相談を勧められたたことから始まりました。

先生は、どんな反応をするかな。

少しドキドキしながら伝えました。

でも返ってきたのは、

「そうなんですね」

という、意外にもあっさりした言葉でした。

特別に喜ばれるわけでもなく、驚かれるわけでもなく。

正直、少し拍子抜けした気持ちもありました。

「いつも通り」の反応。それでよかったのだと思います。

息子はその後も、何も変わらず保育園に通い続けました。

特別扱いされることもなく、これまでと同じ日常。

今振り返ると、あの頃の私たちにとって、それが一番良かったのだと思います。

国立小学校の試験を通して感じたのは、

「特別なことができるか」ではなく、

「普段どんなふうに過ごしているか」が大切だということ。

試験当日も、

• ハプニングへの対応

• 人との関わり方

• 自分で考えて動く力

そういった“日常の延長”が

そのまま表れる場だったように思います。

これから受験を考えている方にとって、

少しでも参考になれば嬉しいです。

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