同じように悩んでいる方の参考になればと思い、当時のことを正直に書いています。
「保育園が大好き」だった息子
息子は、
「お友だちも先生も大好き!」
そう言いながら、卒園の日まで保育園へ通いました。
トイレトレーニングやお箸の使い方など、
先生の丁寧な関わりのおかげで、できるようになったこともたくさんあります。
保育園には感謝しています。
ただ
ある出来事だけは、今でも少しモヤモヤが残っています。
それが、
「受診を勧められた日」のことです。
参観の日、嬉しい気持ちで帰るはずだった
息子の通う保育園には、いわゆる一斉の保育参観がありません。
保護者が個別に日程を合わせて、普段どおりの保育の様子を見学するスタイルです。
我が家は毎年、夫婦で参加していました。
朝の会で先生が紹介します。
「今日は(息子くん)のお父さんとお母さんが来ています」
息子はとても張り切っていました。
手を挙げて発言したり、姿勢よく絵本を読んだり、体操も一生懸命。
その姿を見ながら、夫と私は
成長してるね
と話していました。
先生から伝えられたこと
給食のあと、先生との面談がありました。
私たちはまず、
成長を感じられて嬉しかったです
と伝えました。
すると先生は、少し表情を変えてこう言いました。
・質問と違う答えをすることがある
・先生の話を理解して動くというより、周りの子の真似をすることが多い
・全体への指示を理解して行動するのが難しい
息子の園生活を総括すると
「発達が遅れている可能性がある」
正直、驚きました。
家では、特にコミュニケーションの不自由さを感じたことがなかったからです。
ただ、思い返してみると
息子の言葉が足りないときに、
「○○ってこと?」と親が先回りして補っていた場面はあったかもしれません。
渡された一枚のパンフレット
先生は続けて言いました。
「小学校に上がると、園のように様子を細かくお伝えすることが難しくなります」
「一度、市の相談窓口で見てもらうのも一つの方法です」
そう言って、保健センターのパンフレットを渡されました。
「無料相談なので、受けるだけでも大丈夫ですよ」
その場では、
少し考えてみます。
と答えて帰宅しました。
帰り道で変わった気持ち
最初はただ、
びっくりした
という気持ちでした。
でも帰り道、時間が経つにつれて、少しずつ別の感情が湧いてきました。
それは悔しさでした。
親から見て問題なく過ごしている我が子が、
「他の子と違う」
「遅れている」
そう判断されたような気がしてしまったからです。
夫と話し合った夜
家に帰ってから、夫と話しました。
夫はこう言いました。
受診は必要ないと思う
もし受けるなら、園がどこを基準にしていて、息子がどこから外れているのかをちゃんと知りたい
一方で、私はこう考えていました。
一度、受けてみようと思う
何もなければ、それで安心できるし
この先、何かあるたびに同じことを言われるのもつらいから
最終的に夫も、
それでいいと思う
と言ってくれました。
あの日から、流れが変わった
この日をきっかけに、
我が家は初めて「発達」や「受診」と向き合うことになります。
それまで想像もしていなかった道に、少しずつ進んでいくことになりました。
次の記事では、
・実際に相談・受診をしてみて感じたこと
・親としての戸惑いや気持ちの変化
について書いていこうと思います。